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2017/12/14

弥生期の船と交易品テーマ 

出土文化財企画展

 「弥生時代の船と交易品」をテーマにした出土文化財企画展が11月1日〜12月2日、東広島市河内町の市出土文化財管理センターで開かれた。

 東広島市西条町の黄幡(おおばん)1号遺跡から14年前に出土した巨大な木製品は、木製の水路と考えられていたが、弥生前期末の船の一部が再利用されたものである可能性が高くなった。木製品は長さ約5m、幅約0・5m、厚さ約5cmのヒノキで、側面の一方には2〜4cmの切り込みが7カ所ある。切り込みが、船体に板を重ねて木の皮などで固定するための痕跡と考えられ、最古級の準構造船の一部の可能性があるという。

 企画展では、船で運ばれたと考えられる交易品のガラス製品や金属製品、船の絵が線刻されている土器片など県内の出土品約40点を展示した。

 (石田)


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