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2017/11/23

どんなときに起こる? ペダルの踏み間違い事故

ブレーキ踏んだと思ったらアクセルだった!

 車のアクセルとブレーキを踏み間違う事故が全国で発生している。中でも身体・認知機能の衰えなどから高齢ドライバーが起こす事故が目立つ。東広島市では、生活の足として車の運転が欠かせない。どんなときに発生し、何に気を付ければよいのか、全国のデータで見る。(橋本礼子)

操作を誤ったことによる(操作不適)事故の発生状況

 10年間の推移で見ると、「ハンドル」「その他」の事故は減少傾向にあるが、ペダル間違いは横ばい、「ブレーキ」は増加に転じている。

※第1当事者が四輪(特殊者、ミニカーを除く)運転者の事故を計上したもの

75歳以上の人踏み間違いはこんな場面で多発!

■行動
1位 発進時

2位 後退時
3位 直進時
4位 右左折時

■道路形状
1位 道路以外の場所

2位 単路(カーブ)
3位 交差点付近
4位 単路(直線)
5位 交差点

 どの年齢層でも「発進時」「道路以外の場所」が多いが、75歳以上は他の年齢層に比べて、後退時の事故割合も高いのが特徴。道路以外の駐車場などで、誤ってアクセルペダルを踏み込んでしまうケースが多い。

※高速道路のサービスエリア、店舗の駐車場、広場

事故の事例

レバーが後退に入っていて…

 いつもより急発進気味にアクセルを踏んだらレバーが後退に入っていて急にバック。慌ててブレーキを強く踏んだつもりがアクセルを踏み、立体駐車場の柵を壊し、地上に落下。

止まろうと思ったのに…

 徐行をしながら前進で侵入し、止めようと思ってブレーキを踏んだが、誤ってアクセルを踏み込み、コンビニのウインドーを突き破った。

突然の子犬にびっくりして…

 ゆっくりアクセルを踏んで発進したが、突然目の前に子犬が飛び出して来て、とっさにブレーキを踏んだつもりが、アクセルを踏んでしまった。

75歳以上の人 なぜ踏み間違うのか

1位 慌て、パニック

2位 高齢
3位 乗り慣れない車
4位 ・焦り、急いでいた ・運転技量や経験不足、過信

 交通事故総合分析センターは「何らかの危険を認知し、その危険を回避する際に慌てたり、パニックに陥ったりして運転操作を誤っている」と分析している。

起こさないために

□高齢運転者は自分が思っている以上に身体機能が低下していることを自覚する

□発進、後退時には、ペダルの位置やシフトレバーの位置を確認する

□慌て、パニックに陥らないよう、道路交通環境に応じた速度で走行し、車間距離を十分にとる


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