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2017/11/2

みんなのぷらざ

発達いろいろ <3>

注意欠如・多動症(ADHD)って何?

 ADHDも自閉スペクトラム症と同様に脳の働き方の障害です。主には、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの特徴があります。人によって、またさまざまな環境の影響によって、特徴や状態が異なることがあり、多動性・衝動性は目立たないが、不注意の症状が目立つ場合や、その逆の場合もあります。また、自閉スペクトラム症など他の発達障害と重複する場合もあります。

 ADHDのお子さんは、じっとしなくてはいけない時に走り回ってしまうなど周囲から注目を浴びやすく、叱責の対象になってしまうため、自尊感情が低下してしまう場合もあります。

 そのため、どんなことをしたら褒められるのか、スモールステップで褒めるためのルールを伝えたり、できているときに先手を打って褒めてあげることが大切です。

ADHDの3つの特徴
●不注意●

・一つのことに集中することが難しく、注意力や集中力の持続が難しい
・周りの刺激に気をとられやすく、すぐに気がそれてしまう
・うっかりミスが多い
・大切な物でも無くしてしまったり、忘れてしまったりする など

接し方のPOINT
・集中してほしいこと、話を聞いてほしいことは刺激の少ないところで行う
・集中する時間を小分けにする
・物を置く場所を決めておく

●多動性●

・落ち着いてじっと座っていられない
・そわそわして体が動いてしまう
・よくしゃべる など

接し方のPOINT
・体を動かし、発散する時間を作る
・継続的にじっとしておくことはハードルが高いため、一部は動いているけどその場にいればOKなど大人が共通で基準をきめておく。

●衝動性●

・思い立ったら、考える前にすぐ行動・発言する
・その場で言ってはいけないことも言ってしまい、後悔する(例:質問が終わる前に答えてしまう)
・他の人がやっていることを待てない など

接し方のPOINT
・ルールを視覚化しておく
・リスクが高い場面では予め、気を付けることを伝える

 次回は限局性学習障害(SLD)についてお伝えします。

文/県発達障害者支援センター
(東広島市西条町西条414−31)
相談=電話082(490)3455


セカンド楽しライフ

パソコン講座で地域とつながる

三宅 一成(八本松町、75歳)

 サラリーマンをリタイア後、地域の皆さま方と良いお付き合いをする方法はないものかと模索している時、市の教育委員会で市民にパソコンの普及を図るために、『IT サポーター(パソコンの指導員)養成講座』が開かれることを知り受講。半年後、八本松の地域センター(当時は松翠園の呼称)で初心者を対象にした講座を始めた。初期の学習用テキストに関しては、本屋に2週間ばかり通い詰めて、販売中の物を全て調べたが意に適うものがなく、結局は自分で独自のテキストを作り上げた。

 その後、皆さんの要望もあって、中級クラスの同好会、インターネットの研修会を実施するようになり、講座のテーマも多岐にわたり、作ったテキストも1000ページを越えている。

 キャッチフレーズ『パソコンを使って、こんな楽しいことが出来ます!!』と言い続けて14年間。まだまだ元気で頑張るつもりである。ご興味のある方は毎週木曜日午前9時30分〜、八本松地域センターへ見学に来てください。

「セカンド楽しライフ」は定年後の趣味や生活の仕方などで400字以内、「わたしのスケッチ」はあなたのお気に入りの写真にひと言添えて送ってください。文章を添削する場合があります。原稿には必ず郵便番号、住所、氏名(わたしのスケッチはペンネームも可)、年齢、電話番号を明記してください。
 郵送 〒739−8616 プレスネット「みんなのぷらざ」係へ
 メール weekly@pressnet.co.jp


広島大学マスターズ 学びの窓 <5>

健やかに美しく

運動や良い食生活で細胞をリフレッシュ

角谷哲司(医師)

 ヒトの一生は母親の胎内から始まります。

 胎児は、母親の胎内で両親の遺伝情報(遺伝子)の下に母親が取る栄養で体をつくり、母親が呼吸した酸素で呼吸しながら発育します。遺伝子に大きな異常があれば肢体の不自由な子ども、小さな異常では正常児として生まれ細胞が弱る更年期のころにその異常が現れます。

 遺伝子が正常であっても胎内での環境によっては異常児となって生まれることも。本来ならば男児になるべきYという性染色体を持ちながら、母親の老齢に加えて重症な貧血があったため、Y染色体が働かず女性化して生まれた「XY女性」が報告されています。

 母親が35歳以上になると、年と共に不妊になり、妊娠しても染色体分裂に異常をきたし異常児が生まれる頻度が高くなります。例えば、ダウン症候群など。分娩は母親が若くて元気なうちに終えることが望まれます。

 胎児期に母親の栄養状態が悪いと発育が遅れた状態で生まれ、出生後に栄養のバランスが悪いと体が弱くホルモンのバランスが乱れる更年期のころに細胞の老化が著しく、遺伝性のがん、糖尿病、高血圧などの成人病を発病します。なお、20歳ころまでに乳製品を十分取ることで骨が伸びて背の高いヒトになります。

 体の細胞は毎日、何千何万とつくられ、古い細胞と入れ替わっています。多くの細胞の中には時に異常な細胞も出来ます。細胞が元気で活発に増殖している間は異常な細胞が出来ても正常細胞に囲まれて死にます。しかし、細胞が弱ってくると異常細胞が生き残りがんとなります。

 細胞に酸素が供給されないと細胞は死にます。血行を良くして体の隅々まで酸素を送り、細胞に活力を与えるには適度な運動が有用です。

 適度の運動で酸素を、可能な限り無農薬の野菜、果物でビタミン類を、海藻類でミネラルを、タンパク質摂取で細胞の再生を、睡眠で細胞内の老廃物を代謝し細胞をリフレッシュして元気に健やかに美しく暮らしましょう。

 広島大学マスターズは、広島大学を退職した教職員で組織しています。市民を対象にした講座も行っています。
【問い合わせ】kazuwp@hiroshima-u.ac.jp(渡部)


わたしのスケッチ

「初めての生落花生」

 41歳にして初めて、生の落花生を購入し、ゆでて食べました。いつものピーナツとは違う食感でおいしかった! 期間限定の味。また来年も味わいたいです。 (黒瀬町、らっちゃん)


映画「恋のしずく」

撮影中

 西条が舞台の映画「恋のしずく」の撮影が10月下旬から本格的に行われている。主演は元AKB48の川栄李奈さん。監督は地域社会を舞台にした作品に定評のある瀬木直貴さん。作品情報や最新情報は公式ホームページやSNSをチェック!

公式HP


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