不動産特集 マイホーム資金計画 住宅ローン利用のキーポイントは?

借り入れ時の年収と年齢

 住宅は人生最大の買い物。マイホームを買う人の多くが利用する住宅ローンだが、種類や仕組みが分かりにくい。知っておきたいポイントを、JA広島中央金融部ローンプラザ・高光雄志課長に聞いた。(待田)

 −借入の上限金額はどれぐらいですか。

高光雄志課長

 借入できる上限金額は借入いただく方の年収によって変わってきます。上限金額を算出する上で目安となるのが年収に対する住宅ローンの返済割合。一般的に年収に対し25%〜35%が無理なく返済できる理想の返済割合とされていて、仮に年収が400万円で借入期間35年・返済割合が25%の場合だと約2800万円が借入できる上限金額となります。また、夫婦共働きの場合は配偶者と二人で借入いただく ことにより借入金額を増額することも可能です。

 −住宅ローンを借りるのはどのくらいの年収が必要?

 住宅ローンを借入いただく方の勤続年数1年以上・前年度税込年収150万円以上(自営業者の方は営業年数3年以上・所得金額300万円以上)が必要です。

 −自己資金はどのくらい必要ですか。

 当然、自己資金は多いに越したことはありません。以前は物件価格の20%程度が自己資金の目安の金額と言われていましたが、住宅ローン金利が過去最低 水準の今、住宅ローンを利用することで自己資金を用意することなく夢のマイホームを1日も早く取得することが可能です。

 −返済期間の目安はどのくらい?

 返済いただく方が定年を迎えるまでに住宅ローンの返済が終わるのが理想ですが、無理に期間を短くすると月々の返済額が増えてしまいます。JAの住宅ローンは最大35年間の返済期間なので、この範囲内で無理なく返済できる期間をおすすめしています。

 −どの年代が住宅ローン利用していますか。ま た返済計画は。

 20代後半〜40代で、結婚や子どもの誕生や成長に合わせて自宅を購入される方が多いですね。返済の計画については、住宅ローンは借入いただく年数が長期間となる場合が多く、子どもの教育資金など今後のライフプランも考慮した返済の計画を一緒に考えさせていただいています。JAの住宅ローンは借入期間中に余裕資金ができた際に一部繰上返済をいただくことで借入期間の短縮や返済額の低減を図ることができます。その際の手数料もかからないのでご利用いただけ ればと思います。

 −これから住宅ローンを検討している人にアドバイスを。

 住宅ローンを借入する際に気を付けることは、年収に対するローンの返済割合です。住宅ローンの審査の際、他に利用中のローン返済額と借入いただく住宅ローン返済額で返済割合を計算するので、場合によっては住宅ローンが借入希望額に達しない場合があります。ローンの返済の滞りがある場合は、住宅ローンの審査上マイナスに影響しますのでご注意を。現在インターネットなどで簡単に返済のシミュレーションを行うことができますが、私どもローンプラザでは専任スタッフが面前でより具体的なアドバイスを行っておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。


ローンの基本 〜住宅ローンをシミュレーション〜

返済できる資金計画

 通常年収の25%が無理のない返済額の目安だと言われている。これに将来の教育費なども考慮しておく必要がある。

◎返済できる金額の算出方法(年収の25%をローン返済とする場合)

返済できる時期は?

 住宅ローンの返済期間は最長35年。定年までに完済するのが理想。長期で設定すると金利負担が増えるが、毎月の返済額を抑えることもできる。

◎返済できる時期の算出方法

マネーに関する基礎知識

「固定金利型」と「変動金利型」

 固定金利型は借入申し込み時、もしくは契約時に金利が決まり、返済終了まで変わらない。低金利のときに利用すると金利が上がっても低金利のまま。
一方、変動金利型は世の中の経済状況によって、半年に一度の割合で金利が変わる方式。一般的に固定金利よりも低金利だが、金利が変動すると返済額も変わってくる。

「元利均等返済」と「元金均等返済」

 元利均等返済は毎月の返済額を一定にする返済方法。最初は返済額に占める利息の割合が大きく、返済が進むと元金部分の割合が大きくなる。毎月の金額が完済まで変動しないため、資金計画が立てやすいのが特徴。
 元金均等返済は毎月の返済額の元金を一定にする返済方法。最初はローン残高が多く利息も多く1回当たりの返済額も高額。ただし、元金をどんどん返すので、支払利息の総額が少なくなる。


不動産〔旬〕NEWS

安価な新築が建てられる理由

 消費増税の先行きが不透明のため新築を諦めてしまっている人も少なくない。また、収入と支出のバランスで新築の購入を先延ばしにしている家族も多い。最近では新築でも比較的安価で購入できる家があるのをご存知だろうか。材料の高騰や人件費などさまざまな問題があるものの、企業努力でその問題を解決している企業が存在する。新築の新しい購入の仕方を取材した。(繁澤)\


▲テクナサービスのシンプルモダン1000万円(税別)

 「注文住宅は建材のロスが出やすく価格が高くなる傾向にあります。定められた設計で決められた建材を使うことでロスを減らし、その結果家を安く購入できることもあります」と話す のは東広島市西条町田口のテクナサービス・中原英雅部長。

 「安くて良い家」をコンセプトに無駄な人件費、住宅展示場をなくし、住宅の品質と設備の充実に力を入れている。自社で直接大工を雇用することで、施工費用を最小限まで抑えることに成功。昨年11月から自然素材・健康住宅を目指した「テクナの家」を本格的に始めてからすでに30棟近い申し込みがあり、その 需要が伺える。

 西条町に住む30代の男性は新築を考えていたが、今の生活水準を下げたくなく購入を諦めかけていたと言う。男性が候補に選んだのは建売住宅。既製品とはいえ新築で比較的安価。月々の支払いも賃貸マンションを借りる6〜7万円程度で生活水準を下げることもないので購入に踏み切った。

 建売の良さは生活イメージが湧きやすく、デザイナーや建築士が使いやすさに重点をおいて設計しているため、収納スペースや動線など生活しやすいといった魅力があげられる。

 「人によって不動産物件の購入はさまざま。転勤や引越が多い方なら家の購入は困難ですが、マイホームを持てるのに諦めてしまっている人が多いのも事実。気軽に相談してほしい」と中原部長。


不動産特集

ライフプランに合わせたマイホームを手に入れる
住まいのカタチ最前線 〜住んでみたい東広島の住宅あれこれ〜
■マイホーム資金計画 住宅ローン利用のキーポイントは?
住宅購入をアシスト 「4つの制度」を紹介


ザ・ウィークリー・プレスネット 2016/5/28

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