新井 感動打でお返し 2000本安打まであと29本

伝説の記者コマさんの交友録「今日も野球日和」
新春特別インタビュー「プロでの集大成の年に」

 8年ぶりに古巣の広島に復帰した新井が、昨年は主に4番打者として再出発≠ノふさわしい活躍をした。さて、今シーズンは「昨年はただひたすらプレーに打ち込んだ。ファンの声援には感激と感動をもらった。今年は僕の方から感動をお返ししたい」と24年ぶりの優勝へ、ベテランの意地を掛けチームを引っ張る新井に、その決意を聞いた。(インタビュアー・駒沢悟)


▲広島市のトレーニングクラブ「アスリート」で、石原(前列)と撮影に応じる新井

【プロフィル】

新井貴浩 あらい・たかひろ 1977年1月30日生まれ、38歳。広島工高から駒澤大に進学。98年にドラフト6位で広島に入団。07年に阪神に移籍。14年、広島に復帰。



インタビュアー・駒沢悟
こまざわ・さとる 1942年、広島県生まれ。報知新聞入社後、半世紀にわたり野球記者一筋。主な著書に「昼も夜もカープ」(ベースボールマガジン社)ほか多数。現在、報知新聞社ボーイズリーグ担当、スポーツライター。
―まず今季のテーマは。

 1にも2にも優勝ですね。投手陣も野手陣も若くていい選手がいっぱいいる。昨年のヤクルトのように菊池、丸、田中らが力を発揮して、投手陣がそれぞれ潜在能力を出し切れば大いに可能性がある。僕としてもプロでの集大成としたいと思っている。

―マイナス点として前田の メジャー放出の穴はどうする。

 確かに計算上では15勝のエースが抜けるのだから痛い。しかし大瀬良、福井、野村らが2勝、3勝上乗せしていけば大丈夫。とはいっても優勝となると新人の岡田の力も必要になってくる。クロさん(黒田)とジョンソンの2桁は固い。ただ僕は監督でもコーチでもないからね。

―逆に黒田残留への思いは。

 決まったときは正直言ってうれしかった。もう1年一緒にできる喜び。クロさんはずいぶん悩んでいた。間近で見ていて、来年やれるもんだと思っていても「分からん、疲 れた」という声を聞いたときは不安だった。クロさんはチームの支柱として、若いチームにいろんなことを行動で教えてくれる。みんな学ばないといけん。


▲日ハムの中田(右)と新井
―菊池と丸について注文はあるか。

 二人とも右肩上がりできた。ファンの人はやって当然だと思っていた。できなかった時の反動を経験して、精神的に強くなったと思う。僕も3、4年まで右肩上がりで来た後に2年間失敗した。そこから這い上がってやろうと懸命に汗を流した。二人にとってはいい経験だったと思う。

―さて、2000本安打まであと29本と迫ってきたが。

 何があるか分からないので正直ピンとこない。残り10本を切れば別だろうけど。とにかく昨年は、ファンの大声援に後押しされて、力以上のものが出た時もあった。感激、感謝、感動でいっぱいだった。今年は逆に感動をファンにお返ししたいと思う。

―最後に広島、阪神時代と慕ってきた兄貴(金本)が阪神の監督になったが。

 難しい…。立場が違うので。ただすごく大変なことを引き受けたなと思ったこともあった。カネさん(金本)は反骨精神の塊のような人だから。このヤローと思ってやってくると思う。もちろんこちらもその精神でぶつかっていきますよ。


ザ・ウィークリー・プレスネット 2016/1/16

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