愛新美術館便り‐第6号

合作-「松竹梅」

『ザ・ウィークリー プレスネット』2005年8月27日号掲載

 

 旧満州皇帝で清朝最後の皇帝、溥儀の二人の弟、溥傑・溥任のほか、愛新覚羅一族の溥佺・毓嶦・毓峨・毓嵐の計六氏が、1990年9月に、北京のアジア大会、国慶節、中秋節を記念して集まり、共同制作した。

 中国では、貴族や文人たちが宴会などで、興を添えるために、協力して詩や絵を制作する伝統がある。

 

松竹梅

寸法:96.5cm×180.5cm  1990年

 歳次庚午九月、適逢亞運会、国慶佳節曁中秋雅集、聯翩而至。廼在中国藝苑、得与一家昆弟以及妻妹伉儷歓集一堂、揚觶揮毫巴窓文会。爰識由来藉表難忘之忱云耳。
     溥佺 溥任 毓峨 毓嵐 合作
             溥傑 題

同心翰墨
綵管紓情
             毓嶦 拜題

 庚午(1990年)9月、北京アジア大会及び国慶節・中秋節のちょうどその時に風情ある集いをし、皆が次々と来た。そして、兄弟など親族と中国芸苑において一堂に会し、巴窓文会で酒を酌み交わし揮毫することができた。ここにその由来を記し、これによりささやかながら忘れがたき思いを述べ表した。
     溥佺 溥任 毓峨 毓嵐 合作
             溥傑 題

心をともにして書画で情を表す
             毓嶦 拝題

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