
北京に旅した時のこと、「元満州皇太子が字を書いてくれる」というガイドの誘いに乗って連れて行かれたところに、みすぼらしい身なりの初老の人が座っていた。眉につばを塗りながらも旅の気まぐれも手伝い、意地悪半分で思いついた句を紙片に書きつけて揮毫してもらったのがこの書である。
時を経て今ここに愛新美術館がある。話せば長いことながら、すべてはこの一枚の書に端を発する・・・
梧一葉 |
梧一葉落而知天下秋梧の一葉落ちて天下の秋を知る一九八二年七月 愛新覚羅毓嶦 【意味】 |
![]() |
|
寸法:43cm×34cm 1982年 |