豆知識

清朝の爵位

 清朝開国当初、特に功績のあった次の八人に世襲制の爵位が与えられた。

礼王親王 代善(太祖二子)
鄭親王 済尓哈朗(太祖の母弟舒尓哈済の子)
睿親王 多爾袞(太祖十四子)
豫親王 多鐸(太祖十五子)
粛親王 豪格(太宗長子)
荘親王 碩塞(太宗五子)
克勤郡王 岳托(代善長子)
順承郡王 勒克徳渾(代善孫)

 この八人の爵位は世襲制で子孫の一人が爵位を継承することから「鉄帽子王」とも呼ばれる。

 清朝の爵位には十階級があり、上からそれぞれ、

親王
郡王
貝勤
貝子
鎮国公
輔国公
鎮国将軍
輔国将軍
奉国将軍
奉恩将軍

の順位となる。

 世襲でない爵位は世代ごとに下降し、例えば宗室の一人が親王に封ぜられると、その子の一人が郡王となり、以下一代ごとに一級下がって鎮国公で世襲となる。同様に郡王は輔国公、貝勤は八分鎮国公(八分がつくと、その爵位の標識のうち車輪の色、帽子の宝石飾りなど八種類のみが使用を許される)、貝子は八分輔国公、鎮国公は鎮国将軍、輔国公は輔国将軍まで下降し、そこで世襲となる。

 鉄帽子王となった者には前記八人のほか、乾隆年間の怡親王允祥、清末の恭親王奕訢、醇親王奕譞、慶親王奕劻がある。

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